妙覚
お父さんも悩んでるんです。
あんたが救わがあかんのです。
一緒にお題目を唱えて頑張りましょうまたポタポタポタポタなくんですよ。
その涙が手にぽたりぽたりと落ちるたんびに私の中のとてもとても冷たい氷が深い深い分厚い氷と溶けていくのを感じたんです。
何かわからないけどこの人について行ったら間違いはないこの人についていくそれが出家の動機でした。
それまでは父親を殺そうと思ってた人間が中学1年生の子がそれからは毎晩自転車で40分ぐらいかかるんです。
けど自転車で行くとね毎晩昼間は当然学校も入ってます。
けれどもいろんな借金取りは何かが来て捕まってしまいますので夜中にスーッと抜けて家から抜けて行って自転車を漕いでて40分かけて寺のお堂で牛は栄光をたたえて1時間の唱題行ってを毎日毎日やるようになったんですね。
気がついたらご縁があってお坊さんにまでさせていただいたそんな中で私は今埼玉県の東松山市というところの妙昌寺というお寺をお預かりしております。
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